パナソニック_ソウゾウノート
パナソニックの人は、一人ひとりが志とそれぞれの夢を持っています。そしてそのすべては「物も心も豊かな理想の社会」の実現のためにあります。そんなパナソニックで働く一人ひとりの志や夢をお伝えします。2021年5月からは毎週日曜日に掲載していきます。おたのしみに。
「Passion」では、パナソニック社員やプロジェクトに携わる社外の方々にお話しを伺い、それぞれが秘めた情熱の源泉を探っていきます。
大阪・関西万博に向けたパナソニックの想いや情報を発信していきます。
「#スポーツがくれたもの」は、スポーツが人々にもたらす変化や、スポーツを通じてその人の価値観が発揮されてきたエピソードを共有する連載企画です。新たな日常の中で、改めてスポーツの価値を考えてみませんか。
様々な視点を持つ人たちと対話を重ね、今まで見落とされていた声を拾い上げ、一緒に解決策を考える。あたらしい「やさしさ」のかたちを追求し、みんなが幸せになれる未来を目指していきます。
「どれだけ真理に迫るための失敗を生み出せるか」。永縄智大は、やさしい表情で、そして力強く語る。所属する光学デバイスビジネスユニットで、永縄はガラス素材を使ったレンズ成形と向き合っている。デスクで解析したり図面を描いたりするよりも、ものをつくり、手を動かして実験検証していく時間の方が圧倒的に長い。緻密な計算を積み重ねる業務を連想させるが、良い仕事をするために必要なのはひらめきであると話す。 「職人的な仕事ですが、頼りにしているのは実はひらめきです。でもそれは、根拠のない直感や
「え、ロボットってそんなこともできないんだ!」。その驚きが、ロボット開発の世界にのめり込む最初の一歩だった。大学でロボットの授業を受けていた時、教授の話に心が動いた。「ロボットって、早く動けたり、大きなパワーを出せても、知的な行動はできない。たとえば教室の後ろから教授のいる教壇までプリントを持っていくような、人間には簡単なこともできないという話をしてくれました。その時『それなら、私ができるようにしたい!』という気持ちが湧いてきたんです」。 「できないことを、できるようにする
2023年8月20日(日)、神戸・ポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館にて「ソウゾウの実験室」イベントを開催。夏休み真っ只中の小学生18名が参加しました。 テーマは「未来の夢をかなえる道具をソウゾウしよう」。 「あんなことに挑戦してみたいな、こんな世界になったらいいな」を自由に想像し、楽しみながら創造するワークショップです。 冒頭では、2年後に開催が迫る大阪・関西万博にちなんだクイズやパナソニックの取組みを紹介。さらに大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社
小さい頃から工作が好きで、いつか自分のつくったものを売りたいと雨宮瑞希は考えていた。ただ、雨宮が少し他の人と違ったのは、そこからさらに踏み込んで「何でこの商品が選ばれるんだろう?」というところにまで興味を抱くようになったこと。 きっかけは、小学生の時に流行った消しゴム判子。自分の消しゴム判子の方が上手につくれているのに、あの人の消しゴム判子の方に人気が集まる――なぜだろう。それが最初にヒトの心に興味を抱くようになった始まりだ。それ以来、ヒトの気持ちや感情とものの間に生じる数
できそうなことと、できるか分からないこと。2つの選択肢があった場合は、できるか分からない方を選ぶ。長瀬綾佑にはそういうところがあった。 理系の道を選んだのも、世界史や日本史は教科書を覚えれば何とかなりそうだったが、数学の方は公式を覚えても問題を解けそうになかったから。大学の学部を情報系の学部に決めたのも、プログラミングに興味を持って友達から本を借りたが、それがまったく理解ができなかったことが理由だった。 「別に難しいことを考えていた訳じゃなくて、ただ何かを専門的に突き詰め