運動音痴の私が、走った。
私はスポーツとは無縁の人生を送ってきた。
とにかく、運動音痴である。
高校の時の100m走のタイムは23秒で、ストップウォッチに刻まれたタイムを見た体育の先生に
「お前、真剣に走れよ!」
などと言われたりした。真剣だっつーの。
中学の時は、部活動強制加入だったのだが、とにかく運動は嫌だったし、吹奏楽部も筋トレをすると聞き、消去法で美術部にした。本当は帰宅部がよかったなあ。
そんな私が、スポーツをした経験として、ただひとつだけ、胸に残り続ける競技。
それは、かつてテレビ朝日系