事業責任者を参謀役として支え、経営に貢献したい。
弁護士から法学者の道へ。大久保浩介は、大学4年時に進路を変えた。「司法試験の勉強をしているうちに、同じ法律でも、学術研究の方向に関心が向いていったんです。大学院に進み、アメリカやフランス、ドイツなど先進国の法制度を研究することで、日本の立法政策について考えてみたいと思いました」。その後、大学院で研究を続けるなか、講座で「企業法務」と出会った。法律の専門知識を使ってビジネスを支える実務の道。大久保にとって、法律に携わる第3の道に心惹かれるものを感じた。
その頃、ちょうどパナソ