パナソニックの二次電池工場を、世界最先端のスマートファクトリーにしたい。
地球温暖化の問題を知ったのは、小学校高学年の頃だった。自分の住んでいるこの地球の未来が危険にさらされている、という事実にショックを受けた。食い止めるには、エネルギーのつくり方や使われ方を変える必要があることを学び、自分もそこに関わりたいと思った。中学に入ると、テレビで「高専ロボコン(全国高等専門学校ロボットコンテスト)」を見て、高専の存在を知った。周りには高専をめざす人はひとりもいなかったが、ここで学んでみたいと思った。中学で将来の進路を決めることにも迷いはなかった。高専では