手がけた設備で、社会に役立つものを
つぎつぎ生み出したい。
子どもの頃、テレビでロボットのコンテストを見るのが好きだった。「どうやって動いているの?」「なぜ、あんなに速いの?」「そんな手、あり?」...。独創的なアイディアにわくわくドキドキ。隣で弟も大興奮。その頃から、川上みずほは父親と同じ機械系の道を、しかも姉弟そろって歩み始めていたのかもしれない。
メカが好き!といってもいろいろだ。プログラムを駆使した「人型ロボット」より、彼女は仕組みに工夫をこらす「からくり人形」的なものに魅力を感じる。工場の生産ラインを紹介するテレビ番組も小