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「私はまさにこういう仕事がしたかった」 喜びをかみしめた日

パナソニックnote編集部です。

今回は、パナソニックで働く、宮川(みやかわ)の「#この仕事を選んだわけ」をご紹介いたします。

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はじめまして、宮川です。パナソニックのくらしに関わる部門で新築のさまざまな施設に対して、中央監視システムや照明制御システムなどの営業を担当しています。

パナソニックとnoteがコラボした投稿コンテスト「#この仕事を選んだわけ」が12月20日よりスタートしています。

私は、迷いながらもいまの仕事を選びました。そして現在、とても楽しく働けています。そこにどんな経緯があったのか、お話させてください。

大学4年の冬まで部活。就活に出遅れるも、サッカー経験を将来に活かせると信じた

学生時代は体育会サッカー部に所属し、副将を務めていた私。「頑張ってきた部活を最後までやり遂げたい」という思いがあり、全日本大学女子サッカー選手権大会のある4年の12月まで部活に参加しました。

多くの学生が就活を始めていたころ、私はまさに部活一色で。そのため私の就職活動は、周りからかなり遅れてのスタートでした。

部活に没頭する一方、就活が後手に回っていることへの焦りはありました。でも、チームプレーであるサッカーに打ち込むことは、組織の中で自分がどう動くとよいのかを考えるきっかけにもなります。サッカーで頑張った経験は、就活や仕事のアウトプットにもつながるはず。そう信じることで、迷わず部活に打ち込めたような気がしています。

そうして遅ればせながらスタートした私の就活。時間が限られている中で優先したのは先輩たちへの訪問でした。

学生という立場を生かして会える方もたくさんいるだろうし、その会社に入らなくても「こういう働き方もあるんだ」「こういう考えの人がいるんだな」と知ることは、きっといい経験になると感じていました。直接お話することを重視したぶん、企業説明会には最低限しか行きませんでしたね。

お会いした先輩たちは全員で30人ほど。志望業界や職種を絞りきれていなかったこともあり、広告やメーカー、金融、商社、不動産などさまざまな企業の方からお話を伺いました。

ずっと続けてきたサッカーから見つけた、新しい夢

先輩たちへの訪問では「こんな方になりたい」「こういう先輩と働きたい」と思える方々と何人も出会いました。

どんな企業でどんな仕事をすることになっても、結局は自分がどういう人間になりたいかが一番大事。そのためには、いつも前向きで尊敬できるような人たちと一緒に働きたい――自然と、そんなふうに考えるようになっていました。

一方で、業界や職種もある程度は決めなければなりません。なんとなく思い描いていた理想は「多くの人に影響を与える仕事」でした。

私は小学校からサッカーをしており、昔は「女の子がサッカーなんて珍しいね」という視線をよく向けられていました。ところが、私が高校生のときになでしこジャパンがワールドカップで優勝してからは、周りの意識ががらりと変わり、今度は「サッカーやってるんだ! すごいね!」と声をかけられるようになったのです。なでしこジャパンがサッカーを通じて世の中を変えたことに、衝撃を受けました。

大学に進んでからはプレイヤーとして全国大会に出場するほか、関東大学女子サッカー連盟の幹事長として、大会の運営にも参加。「女子サッカーを通じて、世の中に元気や勇気を与える」というコンセプトで、3000人以上の連盟動員を果たしました。

「自分のアクションで、世の中に大きな影響を与えたい」と考えるようになったのは、そうした経験からきています。最初に気になったのは、やはりスポーツや広告の業界。でも就活を進めるうちに視野が広がって、手段はスポーツでなくてもいいと気づきました。

そして、注目したのが「街づくり」です。

東京生まれ東京育ちの私は、街がどんどん変わっていくのを目の当たりにしてきました。そんな街の進化に関われたら面白そうだなと感じたんです。

パナソニックで“街づくり”がしたいと思った

多くの人に影響を与えられる“街づくり“に携わってみたい。そんな気持ちで企業を探していたときに出会ったのがパナソニックでした。バラエティ豊かな商材を持って、さまざまな立場から街づくりに関われるところに、とても魅力を感じたのです。

それから、パナソニックの照明や配線器具を担う部門の方が、自分の仕事について誇らしげに話していたことも印象的でした。

「僕は営業として、街のカフェに照明を入れてるんだ。将来子どもが大きくなったとき『この照明はパパが担当したんだよ』って話すことが、いまのモチベーションなんだよね」と話されていて。

家族に対して自慢したくなるほど仕事に対する誇りがあり、やりがいを感じて働いていることがすごく素敵で魅力的だと思いました。

そんな姿に憧れて、私はパナソニックで営業の仕事を選んだのです。

ニュースを見て、仕事のやりがいを実感した

最初の配属は、マンションのインターホンを営業する部署でした。既築マンションの管理会社に対して、電気設備のリニューアルを提案する仕事です。入社したら照明や配線器具の営業になると思い込んでいたので、最初は驚きましたね。

マンションのインターホンって、実はパナソニックともう一社しか取り扱っていないんです。そのため、営業としては競合と常に一騎打ちが続きます。管理会社や居住者に直接パナソニック製品の良さを伝えていくのは、ユーザーの近くで営業ができる醍醐味だと感じました。

マンションリニューアルの営業はお客さまに直接関わることができ、貴重な経験を積むことができましたね。3年ほど経験したころ、私は当初の夢である、「多くの人に影響を与えられる“街づくり“に携わる」ために、どんなキャリアを歩むか考えていました。

ちょうど同じタイミングで、2021年4月からは新築のさまざまな施設に対して、中央監視システムや照明制御システムなどの営業を担当するようになりました。

新築のオフィスビルや商業施設などには、自動火災報知機や入退管理システムカメラなど、本当にさまざまな商材が入ります。それぞれに競合他社はいるけれど、全てを持っているのはパナソニックだけなので、複合力の強さを存分に生かすことができます。

営業担当は商材ごとに分かれています。複合力があるといっても自分ひとりで全てを提案できるわけではありません。だからこそ、横のつながりを駆使しパナソニックの複合力を生かしてクライアントに提案し、総合的な受注ができるところに面白みがあります。

先日、現場打ち合わせに行く途中に何気なくニュースアプリを開いたら、「2023年にオープンする新施設」として、担当している物件が掲載されていました。いましている仕事が街の大きな変化につながっているのが目に見えて、とてもうれしかったです。「私はこういうことがやりたかったんだ」と改めて感じました。

こんなに上司や同僚を好きになるなんて予想外だった

パナソニックには、面倒見のいい人がとても多いです。仕事に熱い人が多く、私にはぴったりの環境です。毎週月曜に会社に行くのが楽しみに感じるほど、一緒に働く方々のことが大好きになりました。こんなに好きになるなんて、と思ってしまうくらいです(笑)。

営業所には、困ったときに助けてもらえるチューターという先輩もいます。最初の部署に配属されて一年間は、親子ほど年の離れた50代の方がチューターでした。

仕事の進め方を教わったり、商談に同行してもらったり……飲み会にも毎週連れて行ってもらったと思います(笑)。かしこまって相談をしなくても、元気がないときはそれを見計らって声をかけてくれる方で、本当に助けられました。

当時のチューターとの1枚

いまお世話になっているチューターは、8歳上の方。成果を出し続けている方で、部署が違うときからずっと尊敬している存在でした。

チューターに仕事の相談をすると、どんなふうに考えていけばいいのか、丁寧に導いてくれるんです。答えだけ教えれば1分で終わるだろうに、私自身が考えるチャンスをちゃんと与えてくれる。どの先輩や上司も、私を成長させようと思ってくれているのが伝わってきます。

「多くの人に影響を与える仕事がしたい」と志して、私はいまそのスタート地点に立てたように思います。大好きな人たちとはたらく喜びを噛みしめながら、営業パーソンとして実績を出し続けていきたいです。

<プロフィール>

宮川渚 (みやかわ・なぎさ)
2017年パナソニックに入社。学生時代は体育会サッカー部女子で、副将を務めたほか、関東大学女子サッカー連盟の幹事長を務め全国大会を運営。現在(22年1月)、新築のさまざまな施設に対して、中央監視システムや、照明制御システムなどの営業を担当。
◆パナソニック採用HP

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「#この仕事を選んだわけ」コンテスト開催中

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