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【寄稿文ご紹介】#やさしさにふれて |文:エスムラルダ

こんにちは。パナソニックnote編集部です。さて、いよいよ本日(12/3)夜、八方不美人さんとのイベント「普通って何だろう?」が開催されます。ご寄稿文最終回はエスムラルダさんから頂きました!

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やさしさについて

「やさしさ」というのは、なかなか難しい。
やさしさに、正解はないからだ。

たとえば、
ふだんは、自分に向けられたたくさんのやさしさに気づかないくせに、
弱っているときは、誰かが何気なく口にした言葉に救われたりする。

自分にとって深刻な悩みを打ち明けたとき、
「やさしい言葉」をかけられるより、
「ああ、そうなんだ」と軽く流されたほうが、気が楽なときもある。

期待しているからこそ、つい他人に厳しくなってしまう人もいれば、
期待していないからこそ、他人にやさしくできる人もいる。

「誰かに何かをしてあげる」ことが、その人を救うこともあれば、
生きる力や成長の機会を奪ってしまうこともある。

そして、本当の意味で「やさしい人」であることも、なかなか難しい。
想像力と強さと、
何よりも「自分自身を受け入れること」「他人を尊重すること」が必要だから。

自分の「良い部分」も「ダメな部分」もきちんと把握し、受け入れること。
それができて初めて人は、他人の立場や思いを想像できるようになり、
他人の「ダメな部分」や自分と違う部分を受け入れることができるようになり、
ときには自分をきちんと守ったり、
ときには相手のために、その人を冷たく突き放したりすることができるようになる。

などと考えると、やさしさのハードルはとても高くなってしまう。

しかも、生きている限り、人にはいろいろなことが起こる。
調子のいいときも悪いときもある。
いつでも完璧に他者にやさしくできる人など、そうはいないだろう。

聖人君子ではない私たちにできるのは、

もう少しだけ、自分に対する洞察力と他人に対する想像力を持ち寄りあうこと、
もう少しだけ「ゆるく」なること、
もう少しだけ、他者を傷つける言葉を使わないようにすること。

せいぜいその程度だ。

でも、それができれば、世界はもう少しだけ、やさしくなるかもしれない。

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すてきなゲストの皆様それぞれが「やさしさ」について言葉を紡いでくれました。エスムラルダさん、ドリアン・ロロブリジーダさん、ちあきホイみさん、ありがとうございました!!
八方不美人さんご出演のイベントは、本日12月3日19:00~20:30に以下のチャンネルで配信します!どなたでもご視聴可能です。奮ってご参加ください。


ありがとうございます!
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