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【内定者編集部】内定者インターンシップを終えてのパナソニックグループの印象の変化

パナソニックグループ内定者である、私と豊嶋さんによるnoteマガジン「【内定者編集部】#こうして今パナソニックにいる」の最後の記事です。これまで、パナソニックグループで働く8名の方や採用担当者へのインタビューをしてきました。ご愛読いただいたみなさま、ありがとうございました。

内定者マガジン最後となる今回は、約5ヶ月間の内定者インターンシップを通じて感じたパナソニックグループのカルチャーや印象の変化、インターンシップで特に印象に残っていることなどについて私と豊嶋さんで振り返りました。みなさまに少しでも”はたらく”についてや、パナソニックグループについて興味を持っていただけたら嬉しいです。

パナソニックグループを志望した理由

森山:そもそも豊嶋くんはどうしてパナソニックを志望したんですか。

豊嶋:就活の時期にパナソニックで働かれている方とお話ししたことがきっかけです。
僕は「自分のため」よりも「仲間のため」という意識でいた方が生き生きと活動できるので、“一緒に働きたいと思えるか”という点をとても大切にしていました。就活や学生時代の活動で行き詰まったときにたまたまパナソニックの方が相談に乗ってくれて、丁寧にアドバイスをくださる様子を見て、こんな人たちと一緒に働きたいと強く思いました。

森山:実際に社員の方と話したことが最後の決め手になったのは私も同じです。それに加えて社会人と大学院(MBA)との両立が可能な環境や事業領域の広さに伴い様々な専門性をもつ方がいるということも、自分自身のキャリアを考える上で多くの選択肢があるという意味で良いなと思いました。

豊嶋:そうですね。実際にインターンシップで社員の方に取材をされていただく中でもそれはすごく感じました。

インターンシップを通して変わったパナソニックグループの印象

①キャリアのオーナーシップが社員一人ひとりにある

豊嶋:インターンシップをする中で、パナソニックへの大きな印象の変化はありましたか。

森山:パナソニックは大企業でもあるし、勤務地や配属に関しても自分の意向ではない結果になってしまうことも多いんじゃないかと思っていました。でも実際は、品質管理の今井さんのお話にもあったように、やりたいことの希望を発信し続けることで、自ら働く環境を選ぶことができる場合もあるとわかり、驚きました。

豊嶋:採用担当の石黒さんのお話でもあった社内複業制度などを実際に活用されている社員の方もたくさんいますし、僕もはたらくことに対して自由度が高いイメージに変化しましたね。キャリア形成においてトップダウン型ではなくて、社員の方が会社に縛られることなく、自らつくり上げていく感じがします。
公募異動などの制度の活用も一つの手段としてありますが、そうでなくても、やりたいことを発信してそれを叶えられたという社員の方は多かった印象です。

森山:わかります。それを周りが応援してくれる雰囲気があることも良いなと思いました。
社員さん同士のやりとりで「これからどんな風になっていきたいか」「そのために何が必要か」が徐々に明確になっていく過程とそれを周りの方がサポートされている様子なども目の当たりにしました。
学生の頃は将来のことを自分一人で考えないといけない場面が多かったけど、入社後は同じ熱量で考えてくださる方が増えるんだな、と心強く思いました。

②大企業への偏見と実際のパナソニックグループ

豊嶋:あと、大企業への偏見の部分が大きいですが、パナソニックに対して、インターンシップを始める前までは少し保守的なイメージがありました。革新的で挑戦的なイメージを持つ“バズる”という言葉よりは安定感という言葉がしっくりきていたので新しいものを生み出そうとする意識ってそんなにないんじゃないかなと、、、。

森山:大企業への偏見、色々ありますよね(笑)。保守的だとか、スピード感がないとか、メールの作法、服装とか。実際はどう感じましたか。

豊嶋:仕事に想いをもって挑戦されている方も多く、スピード感がないという印象も無くなりました。大企業であるからこそ環境や社会への配慮などに対して責任が大きい部分もあり、工夫が必要な場面は勿論あります。
大城さんに取材をした際にも、圧縮機の触媒の性質が環境に良くないから違うのを使うように仕様を変えたという話があって、やっぱり環境を強く意識されているんだなと思いました。その中で、決して挑戦的な意識がないわけではなくて、大事にしなければいけないところと、変化しなくてはいけないところのバランスを大事にされているように思います。

森山:私も同じ印象です。環境問題への意識の高さと、必要な場面は効率化していこうという動きはすごく感じました。
空調機器の設計開発をされている木田さんも、環境への配慮や省エネルギーに対して担っている役割の大きさはお話しされていました。ニーズのあるものをつくるだけでなく、そうしたところに配慮しながら新しいものをどんどん生み出していこうとする意識をそれぞれの方がもたれているのは素敵だと思います。

働き方についても、自由な服装で働かれている方が多いですし、メッセージのやりとりもチャットが多く、リアクションボタンを押せたりと、いい意味で気を遣いすぎずに仕事を進められるところは意外でしたし、良いギャップでした。

③「日本の大企業」から「グローバル企業」へ

森山:社員の方へのインタビューで特に印象に残っていることは何ですか。

豊嶋:法務の大久保さんのお話は印象に残っていますね。普段の会議で「外国に対して日本の製品をどう売り出すのか」を話し合うから、日本にいても海外の法律の専門家と話す機会がある、チームの半分くらいが外国籍の方とおっしゃっていて、そんなにグローバルな企業なんだ!と思いました。

森山:確かに、私も日本の大企業というイメージが強かったですが、海外勤務ではない社員の方からも海外についてのお話がたくさん出てくることに驚きました。草津の工場に行ったときにはエントランスに実際に海外で販売されている家電がショーケースに並んでいて、仕事の7割を海外の方とされる社員の方もいらっしゃると聞きました。英語のニックネームを持っていらっしゃる方もいますよね。あと、私が夏に旅行でベトナムに行ったときもパナソニックの看板や製品を見かけて、海外との接点の大きさを実感しました。
「くらしを支える」というのが海外でもできるなら、それだけ影響を与えられる範囲も大きいので嬉しいです。

豊嶋:そうなんですね!やっぱり日本と海外だと製品に必要とされるものや、それを販売するための法律など異なるので、その難しさはあるんだなと思いましたが、その仕事を通じてどのような価値を生み出していくのか、自分の仕事に与えられた役割を理解し、実行しつつ、その上で、自分自身だからこそできることを意識しながら働かれている社員の方はとても生き生きして見えました。

インターンシップを通じた成長

豊嶋:インターンシップを通じてどんなところに成長を感じましたか。

森山:仕事についての理解が深まったのはもちろんですが、自分がどういう条件が揃った環境だったら働きやすいのか、力を発揮できるのかという自分自身についての理解も深まったと思います。自己理解が深まったことで、弱みもはっきりして、周りの方を頼れるようになったことも自分の中で大きな変化ですね。

豊嶋:僕も、インターンシップを通じて改めて人の想いに触れることが好きだと再確認しました。今までは“聴く”ということしかやってこなかったけど、noteで記事にして“伝える”ということをして、言葉の持つ細やかなニュアンスや印象を考えながら伝えることの大切さを学びました。

森山:仕事への価値観の変化などはありましたか。

豊嶋:インターンシップ前は働くイメージが漠然としていたんですけど、「自分を磨き、専門性を身につけ、成長すること」、「仲間と協力し、一人ではなし得ない大きな価値を生むこと」が今の働くのイメージに近いですね。

森山:それはすごくわかります!同じ設計開発という職種でも海外向けの商品も手がける木田さんと、ビルや商業施設で使用される大型の圧縮機の開発をされている大城さんとで仕事内容や必要となる観点が異なるように、職種ごとに積み重ねることのできる専門性もより細分化されて尖ったものになりますよね。でも、それで選択肢が狭くなるわけではなくて、自分の強みや専門性が独自のものである人ほど共創の際に大きな価値を生み出せるんだなと思いました。

これから

森山:入社までの残りの時間をどんな風に過ごしていきたいですか。

豊嶋:私は将来、働く人全てが、「自分らしく輝ける社会」を実現したいと考えていますが、今回のインターンシップを通じて、それぞれ異なるな専門分野を持つ方のお話を聞き、多様な価値観に触れることの大切さを知りました。そして、僕は工学部におり、周りにはこれから大学院に進み研究を続ける人が多い環境にいます。だから、この環境を活かして、理系の学生の想いに深く触れ、技術系就職をされる方やされた方の気持ちにも寄り添えるようになりたいです。また、入社後は自分自身の成長のためにもキャリアコンサルタントの資格などにも挑戦しようと思います。

森山:素敵ですね。私は海外で働くことにも興味があるので、語学の勉強は続けていこうと思います。あとは、春休みにも海外旅行に行く予定なので、そこでパナソニックを含め、日本のメーカーの製品がどのように使われているのか、日本と違うところはどこなのかなど現地の方のくらしも見ていきたいですね。

おわりに

10月から約4ヶ月にわたりnoteで「【内定者編集部】#こうして今パナソニックにいる」を公開して参りました。私たちが社員の方への取材を通じて、自分のキャリアや働き方、志について考えるきっかけになったように、このマガジンがみなさまの将来に役立つものになれば嬉しいです。
また、マガジンを通じてパナソニックグループやパナソニックグループで働くことに少しでも関心を持っていただけていれば嬉しく思います。

最後に、ご愛読いただいたみなさま、noteの公開にあたりご協力いただいた社員のみなさま、インターンシップを通じて様々な気づきと機会を与えてくださったチームの方々に感謝を申し上げます。

【プロフィール】

豊嶋 悠斗(とよしま ゆうと) 
大阪公立大学 工学科 
植物工場が大学にあり、その生産性の向上に取り組むため、ゼミでは植物についての研究を行っている。また、大学の枠を超え、教育系の団体に所属。趣味や休日はアニメ鑑賞や、ボードゲーム、人とのおしゃべり。ボードゲームはオセロやカタン、カルカソンヌなどにハマっている。

森山 和(もりやま いずみ)      
関西学院大学 社会学部      
昨年、人間科学科を卒業。そして社会学部に編入。4年間での2学位取得に挑戦中。趣味は旅行とネコの動画を見ること。     
◆パナソニックの#はたらくってなんだろう     
https://recruit.jpn.panasonic.com/feed/     

*記事の内容は当時(2023年2月)のものです。  

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