見出し画像

世界で戦う基盤を、 IT技術でサポートしたい。

「就職セミナーも、採用試験も、面談も、私はロンドンで受けました」。就職活動をしていた頃を、飯田芽衣はそう振り返る。当時、飯田はスペインのマドリードのIT企業でインターンシップの真っ最中だった。1年間に及ぶ特別なインターンで、EU共同のシステム開発プロジェクトだ。実は、彼女や留学生のように海外にいる就活生のために、ロンドンやボストンでは日本企業による合同就職セミナーが開催されている。遠く離れた地で学ぶ学生たちには嬉しい措置だ。

画像1

飯田もいくつかの企業のセミナーや面談を受けたが、パナソニックは変わっていた。インターンを受けているスペインやEUにちなんだ企業情報や質問。面談のスケジュールも合わせてくれて、最終面接はテレビ会議でつなぐからとも言ってくれた。そんな融通を利かせてくれる企業は他になかった。歴史があり、グローバルにビジネスを展開する大企業でありながら、既存のルールや形式にこだわらないところに驚かされた。「この会社なら、きっといろいろなことにチャレンジできる」。そう直感したことが、入社の決め手になったという。

大学で情報科学科を専攻していた飯田は情報システム部門に配属された。パナソニック社員が日々業務で活用する情報システムの企画・導入・運用を行っている部署だ。配属後、間もなくして担当したのは「国内向け受発注システム」だが、いきなりユーザーである事業場に1人で常駐することになった。「え、私だけで...」。不安も大きかったが、若手にまかせてくれる会社の度量も大きい。業務は開発部隊とユーザーの間に立つ窓口になり、疑問や不具合にその場で対応したり、進捗状況を分かりやすく双方に報告するものだった。「飯田さんのおかげで安心してシステムを導入できたよ」。苦労した初めての導入案件も、その一言で報われた。

画像2

現在、飯田が担当するのは「海外販売会社向け受発注・貿易関連システム」だ。パナソニックの商品を世界中のお客さまにスピーディに確実にお届けするため、リードタイムの短縮や貿易コンプライアンスの強化など、さまざまな要件をクリアしながら推進している。パナソニックが世界で戦うための基盤を、IT技術やシステム面からサポートする重要なミッションだ。当然、パナソニックはメーカーなので調達・製造・物流・販売・アフターサービスなど、さまざまな部門があり、システム企画をするにあたっては、それぞれの業務を理解することが大切になる。

画像3

「特に国を超えた業務のため、海外取引形態や各国の貿易制度、在庫管理の考え方など、覚えなくてはいけない知識は山ほどあります。他社では学びえない豊富な知識を身につけることができる。それも数多くの商品群やグローバルに関係先があるパナソニックだからこそです」。飯田の仕事のモチベーションは、そんなところからも生まれてくる。

「パナソニックの商品も好きですが、パナソニックの社員も好きです」。目標となるたくさんの先輩たちに囲まれて充実した日々を過ごす飯田だが、まだ夢の途中だ。「仕事を通じてプロジェクトマネジメントの能力を磨きたいと思っています。そうすればITに限らず、ソフト設計や商品開発などあらゆる分野で活躍できるはず。もちろん、海外駐在にもチャレンジしてみたいです。」パナソニックならではの広いフィールドには、飯田の夢がいくつも描かれている。

<プロフィール>

画像4

飯田 芽衣(いいだ めい)
情報システム
情報システム部門
2015年入社 情報科学科卒
「地元のためになることをしなさい」。父親にも恩師にもそう言われ、子どもの頃の休日は、海岸清掃や商店街の花壇の世話などをしながら、交流をたのしんだ。故郷を離れた今は、会社近くのボランティアに参加。新たな地元でのコミュニケーションが息抜きにもなっている。

◆パナソニック採用HP
https://recruit.jpn.panasonic.com/

*所属・内容等は取材当時のものです。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!