見出し画像

頑張れば、頑張るほど「孤独」だった日々を越えて

パナソニック株式会社note編集部です。

今回は、パナソニックのリクルート&キャリアクリエイトセンターで働く河野(こうの)の「#あの失敗があったから」をご紹介いたします。

★★★

こんにちは。パナソニックの河野です。

パナソニックとnoteが主催する投稿コンテスト「#あの失敗があったから」が5月24日にスタートしました。今回は、私の「#あの失敗があったから」をお話しします。

“いま”やりたいことを積み重ねて、道をひらく

私は新卒で経理としてパナソニックに入社した後、営業として人材会社に転職。2016年に人事としてパナソニックに戻ってきました。現在は、人事としてエンプロイヤーブランディングを担当しながら、マーケティングやブランディングの経験をさらに身につけるために、国内家電の部門でメディア戦略も兼務しています。

私は、「バックキャスト」(将来のありたい姿から逆算で“いま”を考える)でキャリアを考えることが苦手です。だから、就職活動のときも「10年後どうなりたい?」などと聞かれても全く答えられませんでした。

だって、将来のことなんて誰にもわからないし、いま見えている選択肢よりもっと多くの選択肢や可能性がこの世の中にはあると思っていたし、今でもそう思っています。

実際に”いま”学生の頃には想像もできなかったような最高の仲間と最高の仕事をしています。これまで、一つひとつの“いま”の気持ちに真摯に向き合い、積み重ねてきた過程では失敗もたくさんありました。今日はそんな私の「#あの失敗があったから」について話をさせてください。

「責任感」だと思い込んでいた、ただの「自己満足」

人材会社に転職して2年目のときに、パナソニックのとあるグループ会社(以後、A社とします)を担当することになりました。前任の担当者から引き継いで1ヶ月ほど経ったある日、A社の担当者から電話がかかってきました。

「採用のことで相談したいことがあるので、時間いただけませんか」

相談内容は、事業を急速に伸ばすフェーズにきており、それに伴い新卒採用をこれまでの30名から300名に増やしたいというものでした。

それからというもの「お客さまの期待に応えたい。お世話になったパナソニックに少しでも恩返ししたい」という一心で、採用成功に向けて奮闘する日々が続きました。

毎日、A社の担当者と1時間以上電話で打ち合わせし、資料をつくり、常務を交えて企画や方向性を決めていく3時間の打ち合わせに臨む。そんな1週間をずっと繰り返していました。

その当時、担当していた会社は約30社。当たり前ですが、A社にかかりっきりで他のお客さまに迷惑をかけるわけにはいきません。だから、とにかく働いて、働いて、働いて……知識と経験の浅さを行動量で補うような日々を送っていました。

そんな日々が1年ぐらい過ぎたとき、A社に対し採用領域だけでなく育成・定着までにわたる、私がこれまで経験したことのない領域の提案をすることになりました。

当時の私は「自分でやらなくちゃ」「自分がA社の担当者なんだから」と自分ひとりでその提案を抱え込んでいました。そして、提案の前日。私と一緒にA社を担当していた制作担当のベテランTさんに資料を見せました。

「お前さぁ……。この資料一体何なの? こんなものA社に持って行くつもり? 『何度も資料づくり大丈夫か?』って声かけたよね。お前が徹夜してひとりで一生懸命作ったことなんて責任感でも何でもない。ただの自己満足だ。クライアントにとって一番いい提案を持っていくことが、本来お前がするべきことじゃないのか」

もう、ぐうの音もでませんでした。

結局、先輩に頭を下げて提案書を一緒に作り直してもらうことに。
結果的に提案は上手くいき、取引も進めることができたのですが、先輩の言葉は自分の中でずっと心に引っかかっていました。

自分ひとりでやり切ることが大事なフェーズももちろんあるけれど、「責任感」と「自己満足」をはき違えてはいけない、誰のための仕事なのかをちゃんと考えないといけない。そして、何のためにひとりではなくチームで仕事をしているのかということの意味について考えさせられた経験でした。

自分自身がさらに成長し、恩送りするために

それから、人材会社を3年で卒業した私は2016年にパナソニックへ人事として戻り、「エンプロイヤーブランディング」を担当することに。

最初は先輩とふたりで始めたこの活動も、チームのメンバーは総勢9名になり、2019年から「エンプロイヤーブランディング」が人事の重点戦略として含まれるまでになりました。

先ほど話した「#あの失敗があったから」の経験からすぐに周囲を「信じて、任せる」ことができるようになった訳ではないですし、正直言うと……まだ不得意です。

でも、この数年で私は「孤独」から解放されました。

頑張るほどに孤独を感じていたあのときとは、今は全く違います。

強みも弱みも個性であり、強みを伸ばし、
弱みを互いにサポートし合えるのが
チームである

これに気づけたことで、自分の弱みを自分で認める強さを得ることができました。そして、自分が不得意なところは得意な人に頼り、チームとして取り組むことで、ひとりでは辿り着けなかったところまでくることができているように感じています。

そして、「弱みをなんとかしよう」ともがき苦しむことよりも、自分にしかない強みに磨きをかけていくことでチームに貢献できる人になりたい。

だから、この4月から私は強みをさらに磨くべく、新しい挑戦をはじめました。

「人事」×「ブランディング」の越境人材になり、
エンプロイヤーブランディングを加速させる力になりたい

エンプロイヤーブランディングを担当するなかで芽生えた、“いま”やりたいこと。

これまでやってきた「エンプロイヤーブランディング」の実務をすべてメンバーに任せ、マネジメントに専念。国内家電のメディア戦略をメインにマーケティングやブランディングの経験を積むことになりました。

新しい領域にチャレンジしながら、これまで以上にブランディングユニットのユニットリーダーとして、「メンバーを信じて任せきる」ことができるのか……。あの失敗から学んだ私が新たなステップへ成長できるか、真価を問われているのだと捉えています。

そして、この挑戦を後押ししてくださったパナソニックの諸先輩方に恩返しはできなくても次の世代に恩送りをするために必ず成長したいと思っています。

最後に、誰しも失敗なんてしたくないと思うし、できれば避けて通りたいものだと思います。けれど、失敗することで私は人に頼る大切さを学びました。

失敗したからこそ、同じような境遇にある人の気持ちに寄り添えたり、気付けなかったことに気付いたりすることができる。こうして、みなさんに経験として話すことができるのも「#あの失敗があったから」。

結果なんて誰にも分からない。いつか人生を終えるとき、遠回りだったとしても自分で決めた道ならそれは正しいし、失敗なんて存在しない。私はそう思います。

<プロフィール>

画像2

河野安里沙(こうの・ありさ)
同志社大学を卒業後、パナソニックに経理として入社。その後、リクルートキャリアへ転職。営業として3年間従事した後、パナソニックに人事としてカムバック。2021年4月より、エンプロイヤーブランディングを推進しながら、B2Cのマーケティング部門にてメディア戦略を兼務。

◆パナソニック採用HP

Twitterアイコン_SPバナー_0524

★★★
「#あの失敗があったから」コンテスト開催中

みなさまの今の自分につながる「失敗」を、私たちにも教えていただけるとうれしいです。どのような投稿が届くのか、いまからとても楽しみにしています。

私たちのnoteでも、選考とは関係なく、随時取り上げていきたいと思います。

みなさまぜひお気軽にご参加ください。たくさんのご応募をお待ちしております!

コンテスト詳細はこちらから。



これからもよろしくお願いします!
パナソニック株式会社の公式noteアカウントです。このアカウントでは『ソウゾウリョクが世界を変える』という視点で社内外の様々なヒト・コトを紐解き、みなさんと共有していきます。