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二度とあの悲劇を繰り返さない |富士高等学校附属中1年  村主 梓

今年で、日本中が未曽有の自然災害に襲われてから、ちょうど10年がたちます。
私は、このころまだ幼稚園にも通ってなく、全く当時の記憶がありません。この地震は、大きくなってから知りました。
日本では、今まで幾度となく大地震に襲われました。それだけ、日本は地震大国なのです。
特に、東北などは東日本大震災の後も、何度も地震に見舞われています。その中で、東北の人の行動に見習うべきことがあると思います。

その一つが、身の安全を確保する。という心構えです。当たり前のことかもしれないが、それをするかしないかで、大きく異なります。私の親戚に、福島に住んでいる人がいます。その人は、地震発生直後揺れの大きさなどで「津波が来る」
と予想しすぐに、高台に逃げたといいます。地震が発生すると、誰しもパニックになります。
その中で、どのような判断を取るかどれが正しいのか迷ってしまう事も有ります。それでも、まずは身の安全を確保する。これを、第一に行うことが大切だと思います。
防災というのも大切だと思います。特に、食料や水を用意することは大切です。地震は、いつ来るかわかりません。だからこそ、いつ来てもいいように日頃から、用意する事が大切だと思います。また、東日本大震災のように巨大地震が来てしまうと本棚や冷蔵庫などが倒れてしまうこともあります。それも、事前に固定するなどで防ぐことが出来ます。要するに、日ごろから、防災をすることで地震が起きた時の被害を少しでも縮小できると思います。

そして、最後に日本の首都 東京は将来的に大地震が発生する可能性のある所です。地震の揺れ方によれば、江戸川区や江東区は津波被害にあう可能性があります。その時に、東日本大震災での教訓を生かすことが大切だと思います。「すぐ、高台に逃げる」このことは、絶対に忘れてはいけないと思います。

そして、最後に地震は今の科学技術ではいつ来るのか予測することは100%無理です。だからこそ、いつ地震が来てもいいように日頃から準備することが大切だと思います。地震は、忘れたころにやってきます「まだ、来ないはず」と過信してしまうと、取り返しのつかない事態が起きます。


「二度と、あの悲劇を繰り返さない」

震災から10年を迎えた今。
日本は、いえ、世界は未曾有の事態に直面しています。

そのような困難な状況でも、未来を見据え、力強く生きようとする若い世代の人々がいます。

3月中、パナソニック_ソウゾウノートでは、震災から10年を迎えた日本に向けて、そして新たな壁を乗り越えようとしている世界に向けて、次世代から寄せられたメッセージを掲載していきます。

協力:文化プログラムプレスセンター