カメラというクルマの目から、
安全な未来を見つめたい。
困っている人の助けになることがしたい。子どもの頃から、よくそんなことを考えていた。自分が好きな「ものをつくること」で、できたら最高だ。それはやがて、理工学部の大学院で3年間取り組んだ、車いすをいかに安全かつ円滑に移動させられるかの制御の研究につながっていった。就職活動の時、最初は医療機器メーカーを考えた。しかし、自分が本当にやりたいことを考えていったら、クルマの安全技術に取り組む会社にたどり着いた。交通事故をゼロにしたい。それは高校生時代に大切な友人を交通事故で亡くしてから、