AI技術で、新しいパナソニックをつくったと胸を張れる仕事がしたい。
プログラミングに出会ったのは、大学4年生の時だった。友人に勧められてはじめて書いたプログラムが、パソコン上で思い描いた通りに動くのを見て、心を奪われた。大学院で航空宇宙工学の研究をしながら、自宅では独学でプログラミングを学ぶ日々が始まった。そして、大学院を卒業する頃、情報系の仕事に携わる事ができる企業に進む意思が固まっていた。さまざまな企業を回った。しかし、専門外の分野での就職活動は、簡単なものではなかった。「航空宇宙工学からなぜ、異分野のITに?」という質問を何度も受けた。